
こんにちは、ユーキハル です。
いきなりですが、レズビアンとして生きていると、将来が不安になる事もありますよね?
妊娠や結婚、出産があまり考えられない世の中、将来に全く不安がないという方の方が少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は15年以上レズビアンであり、現在パートナーと暮らすレズビアン当事者として将来について記事をまとめていきます。

レズビアンの将来は不安なことも多いですが、きちんと理解して準備することで不安を小さくすることもできるのです。
本記事を読んで頂くことで、レズビアンの将来の過ごし方について徹底的に詳しくなれるでしょう。
また記事を最後まで読んで頂ければ、自分なりの将来の過ごし方を考えるきっかけにもして頂けます。
記事を読んで、少しでも不安を小さくしてみてください。
レズビアンは将来が不安になりやすい
まず前提として、レズビアン女性は、将来が不安になりやすいです。



近年の日本ではLGBTQに対して、受け入れる制度が進みつつありますがそれでも不安は消えませんね。
条例や法律で守ってもらえる部分もありますが、プライベートなことは自分でなんとかする必要があるからです。
ただ不安は漠然と抱えるよりも、今から具体的な将来のイメージを持ち対策をしておくことで小さくすることも可能でしょう。
私の場合は、以下のようなイメージを持つように心がけていました。
- 好きな人をレズビアン界隈で探す(将来すれ違いが起きないように同じセクシャリティ)
- 二人の関係が安定してきたら、どこかのタイミングで両親と兄弟に報告する
- 基本、家族との行事は一緒だし、友人にもあわせる
- 記念日は二人で祝う
- お互いに信頼し合う
これらを大切にすることで、きっと別れない!というイメージは重要視していました。
結果的に今は5年以上と長く交際を続けられています。
ただ一方で不安に思いやすいことも多いと思うので次項で、
レズビアンが将来のことで不安になりやすい要因をいくつか選んでみました。
レズビアンが将来不安になる要因
レズビアン女性が将来を不安に感じやすい要因は、以下の3つです。
- 孤独死や金銭面が不安
- 実家を継ぐことになった時の跡継ぎ問題
- 子供が欲しいけれどどうすればいいか分からない
それぞれの不安要素を、解説していきます。
孤独死や金銭面が不安
レズビアン女性は、孤独死や金銭面で不安を感じやすいケースが多いです。
やはり、出産などのハードルは高いので、生涯の女性パートナーと過ごしても最後は自分1人になる可能性が高いでしょう。
1人で生活をしていると、いつ病気になってその場で死んでしまうのか誰にもわかりません。



また、現在の日本ではまだまだ男性の方が給与水準が高いため、金銭面でも不安は募りますね。
私自身も、金銭面は非常に気をつけていた部分ではありました。
副業したり、昇給の努力をしたりなどできる限りお金を得られるようにと行動してきました。
結果的にその種銭を持ってマンションを購入し、そのマンションを売って利益を出すことができたので、やはり不安をなくすためにもそういった努力をしておくことをおすすめします。
実家を継ぐことになった時の跡継ぎ問題
レズビアン女性は、実家を継ぐことになった時の跡継ぎ問題でも不安になります。
親から実家を継いでほしいと言われた時に、女性同士のパートナーだと2人と完全に血のつながった跡継ぎが残せません。



養子をもらったりすれば問題は解決しますが、血のつながりがないことで親御さんが認めてくれないケースもあるでしょう。
親御さんと何度も話し合いをして、自分のありのままのセクシャリティを理解してもらうのが大切になりますね。
子供が欲しいけれどどうすればいいか分からない
レズビアン女性の中には、子供が欲しいけれどどうすればいいのか分からないと不安がっている人もいます。



日本では法的に認められた精子バンクがないので、精子提供を受けて人工授精を行うことができないのです。
ただし、ごくわずかではありますが例外的に人工授精の取り組みを行っている医療機関があるので、そうした機関を活用するといいでしょう。
ただ、法制度などが常に変わっている世の中。
ネットの情報以外にも新宿二丁目などに出入りして、色んな人から情報を聞いてみるのも参考になるかもしれません。
レズビアンの将来の過ごし方とは?
ではそういったレズビアンが抱える不安点を参考にしながら、実際にレズビアン女性が迎える将来の過ごし方にはどんなものがあるのかまとめてみました。
- やむなく男性と結婚して老後を送る
- シングルで過ごす
- パートナーと過ごす
- 親族と同居する
それぞれの過ごし方を、少し深掘りして解説いたします。
やむなく男性と結婚して老後を送る
レズビアン女性の将来の過ごし方1つ目は、やむなく男性と結婚して老後を過ごす方法です。



やはり日本の現在の制度では、男女のペアで婚姻したほうが安定した生活を過ごすことができます。
なので不本意ではありますが、男性のパートナーを最終的に選ぶ女性も多いのです。
男性パートナーとであれば、将来的に子供を授かることもできるため、跡継ぎ問題を考える必要もないですね。
さらに子供が大きくなって結婚して、近くに住んでいてくれれば孤独死の問題も解決できます。
男性の中には理解力が高い方もたくさんいるので、少しでも自分の心に寄り添ってくれる優しいパートナーを探すといいでしょう。



男性が会社員として働いてくれれば、金銭面でも安定することが可能です。
とはいえ、やはり自分の意に反した生き方になるため、途中で離婚してレズビアン界隈に戻る方も少なくありません。
そういった、リスクも考えつつ男性を伴侶とすることを検討した方がいいかもしれません。
シングルで過ごす
レズビアン女性の将来の過ごし方2つ目は、シングルで過ごす方法です。



女性でも会社員としてキャリアを積めば、ある程度の暮らしをすることは可能です!
将来の為に貯金をし、老人ホームの入居代に充てたり単身マンションの購入などを検討しましょう。
また、シングルで過ごすことの最大のメリットは、プライベートの時間を自由に使えることです。
趣味の時間に充ててもいいですし、さらにお金を稼ぐために副業などを行ってもいいでしょう。



またシングルということで、自由に恋愛を楽しむこともできます。
レズビアン向けのマッチングアプリなどを使って、色々な女性パートナーと出会うのもシングル女性の特権ですね。
1人で何でもしなければいけないので、将来に不安は感じやすいですが、会社内である程度のキャリアを積めれば金銭的な不安は解消されるでしょう。
1人でなんでもこなすことで、自己成長にも繋がるのは1つのメリットとしてとらえられますね。
パートナーと過ごす
レズビアン女性の将来の過ごし方3つ目は、パートナーと過ごす方法です。



恐らくこの方法が、レズビアン女性の理想の将来の過ごし方でしょう。
今付き合っている大切なパートナーと、一生を終えるまで一緒に過ごす方法です。
2人で仕事をすれば、収入は2人分入ってくるので金銭面でも楽に暮らしやすいです。
実際に私自身も、同棲してから貯金が貯まりやすくなったという実感が感じられます。
2人で働いてしっかりとお金を貯めておくことで、将来的に老人ホームなどに入居する資金も作りやすいでしょう。



生活にかかる費用が折半でよかったり、辛かったらお互いに支え合えるのは強みです!
ただどうしても、男女と同様にどちらか片方が、先に病気などで亡くなってしまうケースもあるでしょう。
1人だけ残されてしまうと、パートナー以外頼る女性がいなかった場合、生活が不安定になるリスクも考えられます。



パートナーと2人で生涯を過ごすのであれば、予め2人で話し合って貯金をしっかりとしておくのがおすすめです。
親族と同居する
レズビアン女性の将来の過ごし方4つ目は、親族と同居する方法です。



親御さんや姉妹などの親族と同居すれば、1人きりにならずに暮らすことができます。
親族であれば状況にもよりますが同居を拒む理由もないので、楽しい人生を過ごすことはできるでしょう。
ただし一緒に暮らしている親族に、急に不幸が起こることも考えられます。
親族が先に亡くなってしまった場合は、1人で生きていく覚悟が必要なので誰もいなくなってしまった時の準備は常にしておいた方がいいでしょう。



親御さんは確実に自分よりも早く亡くなってしまうので、いつまでも頼りっきりになるのはよくありません。
常にお金と心の支えはあった方が良いかもしれないですね。
まとめ
というわけで今回は、レズビアン女性の将来の過ごし方について、詳しく解説してきました。
レズビアン女性の将来の過ごし方には、様々なパターンがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ご紹介したような過ごし方を参考にして、あなたも自分の将来設計図を描いてみてはいかがでしょうか。
やはり個人的に1番おすすめなのは、生涯のパートナーとできるだけ一緒に過ごす方法です。
彼女の作り方がわからない!という方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。

